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クッションの選び方
寝転がるときの枕にしたり、背中の後ろに挟んで背もたれにしたり、抱えたり…。
リラックスタイムをより心地良いものにしてくれるクッション。
何か寂しいな…と感じる空間のちょっとしたアクセントになったり、その他のインテリアアイテムとの統一感を作ったりと、お部屋のイメージを手軽に変えてくれるアイテムでもあります。
今回は、「クッションの選び方」についてご紹介します!
Contents
クッションを選ぶためのポイント
ポイント①
ソファの色と相性が良いものを選ぶ
クッションを置くベースとなるソファの色と相性が良いものを選ぶことで、統一感のあるコーディネートになります。
ポイントは、「ソファと同じトーンの色を選ぶ」、もしくは、「同系色」か「類似色」、色のない白・黒・灰色の「無彩色」から選ぶと、失敗しづらくなります。

★トーンとは
色の明るさ(明度)と鮮やかさ(彩度)を掛け合わせた考え方のことで、色調とも言います。
「赤」の色を一つとっても、明るい、暗い、濃い、淡いなど調子の違いがあります。
ビビットな赤に白色を足すと、明るさが増して淡い赤色に。
黒色を足していくと、暗さが増して落ち着いた赤色になります。
このような色の明るさ、鮮やかさの違いをトーン(色調)と言います。
同じ空間に色味が異なるものを置く場合は、同じトーンで揃えると馴染みやすく印象もまとまります。

ポイント②
クッションの形・サイズを変えてみる
ソファにクッションを一つではなく複数置くと、空間に動きが出てリラックス感が生まれます。
全て同じ大きさでも良いのですが、1つだけ形を変えたり、サイズを小さくすることで、さらに動きが感じられ心地よいリズムが生まれるので、お部屋のアクセントにもなります。

ポイント③
季節に合った素材を選ぶ
ポイント3点目は、季節にあった素材を選ぶこと。クッションやブランケットなどのファブリックアイテムは、肌に触れることが多いため、素材選びも大切です。また、季節に合った素材のクッションに変えることで、手軽にお部屋の衣替えをすることもできるのでおすすめです。
春夏:さらっとした肌触りのリネン・コットン・ヘンプ

秋冬:見た目も肌触りもあたたかなウール・ムートン・コットン

ポイント④
色や素材の繰り返しを意識する
色・素材・形状などの要素をお部屋の中で繰り返し取り入れることで統一感のある空間を作るテクニックを「レピテーション」と言います。
お部屋の中で取り入れている何らかの要素をピックアップし、クッションカバーにも同じ要素を取り入れてみましょう。ファブリックアイテムであれば、特に色や素材の要素が取り入れやすいです。

いかがでしたでしょうか? クッションは住まい心地を高めてくれるのはもちろん、インテリアの一つとしても重要な役割を持っています。クッション選びのポイントを押さえておくことで、模様替えや季節の変化ももっと気軽に楽しめますよ◎ぜひ参考にしてみてくださいね。
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