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  • 特集 | 暮らしに合ったラグの選び方
    2023/02/28 00:00
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    ラグには、サイズや素材など、種類がたくさんあります。

    何を選べばいいか迷ってしまう…。

    そんな方は『ラグの選び方』を参考に、使用する場所や大きさ、ライフスタイルに合わせてベストなラグを見つけてください。

     

     

     

    STEP.1 ラグの役割とは


    暮らしを快適にしてくれる

    ホコリや花粉を吸着


     

    パイルがほこりやハウスダストを吸着します。アレルギー対策にも効果的。

    掃除機がけはラグの表面中心で済むので、お掃除の手間も省けます。

    衝撃を吸収するクッション性


     

    クッション性とすべり止め効果があり、歩行や転倒時の衝撃をラグが吸収します。

    転びやすい小さなお子様やペットも安心。

    床からの冷気や熱を防ぐ


     

    ラグには高い断熱効果があり、床からの冷気や熱を防ぐので1年を通して快適に過ごすことができます。

    生活音をやわらげる


     

    ラグの生地が足音や物音を吸収し、生活音をやわらげます。

    階下への配慮が必要な集合住宅で活躍します。

    床や家具の傷つきを防ぐ


     

    床や家具の傷つきもガードします。チェアの出し入れが多いダイニングシーンにも効果的です。

    くつろげるスペースが広がる


     

    ラグを敷くことで、床に座ったり寝転んだり、子どもが遊んだりと、ゆっくりくつろげるスペースになります。

     

    インテリア性を高めてくれる

     

    お部屋のゾーニング

     

    リビングにラグを敷かない場合、空間が少し間延びした印象になります。 ラグを敷くことで、スペースを用途によって視覚的に区切ることができます。 くつろぐスペースと、食事・作業スペースを分けることができると、お部屋にメリハリが出ます。


     

     

    気軽にコーディネートを変えられる

    ラグは敷くだけでお部屋の印象を変えることができます。 気分によってカラーを変えたり、季節感のある素材に変えたりすることで、気軽にコーディネートを楽しめます。


     

     
     

    STEP.2 お部屋のサイズを知る


    お部屋の中でラグを占める面積はどのくらいか。

    バランスを具体的にイメージするために、まずはお部屋の広さを知りましょう。

     

    STEP.3 使う場所を考える


    使う場所、ライフスタイルによってラグのサイズ選びは変わります。

    家具のサイズや置き方に合わせて、どこでどんな使い方をするか選びましょう。

    リビング

    ダイニング


     

    STEP.4 素材の特徴


     

    ラグに使われる素材はたくさんあります。

    使用する環境・用途に合った素材を選びましょう

    綿(コットン)


     

    肌触りが良く、オールシーズン使える万能な天然素材。

    自宅で手洗いできるタイプもあり、ダイニングや子ども部屋など、汚れが気になりやすい場所にもおすすめです。

    ウール


     

    吸湿性と保温性にすぐれ、冬は暖かく、夏は涼しい素材。

    汚れが付きにくく、また付いてしまった汚れは落としやすいため、お掃除も簡単。

    ジュート


     

    通気性にすぐれ、繊維質のさらりとした肌触りが気持ちいい素材。

    天然繊維ならではのナチュラルな風合いが特徴です。

    ポリエステル


     

    日光による変色に強く、色や柄が長持ちする素材。

    軽量で水分による型崩れも少なくカビや虫にも強い特性。リビングや子ども部屋など掃除の頻度が高い場所にもおすすめです。

    ポリプロピレン


     

    強度や耐熱性が高く、医療器具や日用品など、さまざまな用途に使われている素材。

    ダニなどの害虫に強いという特長もあり、人が集まるリビングや子ども部屋など幅広いお部屋にお使いいただけます。

    アクリル


     

    発色性がよく、鮮やかな色合いを楽しめる素材。ウールに似た風合いで、保温性と復元力がすぐれているため、リビングなどにおすすめです。

     

    STEP.5 暮らし方に合うラグを知る


    床でのんびり過ごす


    日本人は昔から床生活が主流だったので、気が付くと床で過ごしていることが多かったりしますよね。
    ソファの脚元を背もたれにして床に座っていたり、そのままごろんと寝転んでくつろいでいたり、床で洗濯物をたたんでいたり。ラグを敷くことで、床で心地よく過ごすことができます。

    床でくつろぐのに最適なラグ選びのポイントは2つ。

     

    ①厚みがある


     

    ゆっくり座っていてもお尻が痛くならないよう、厚みがしっかりとあるラグを選びましょう。
    目が詰まっていて、底付き感がないものがおすすめです。

    ②肌触りが良い


     

    床に座るとラグが肌に触れる部分が多くなるため、肌触りが良いものが◎。
    コットン・ポリエステル・ポリプロピレンなどの、チクチク感がなく、やわらかい素材がおすすめです。

     

    リビングで過ごす


    リビングは家族が集まってTVを観たり、友達を招いて会話を楽しんだり。 お家の中でも過ごす時間が多い空間なので、過ごし方やインテリアに合うサイズのものを選ぶことが大切です。

    最適なサイズを選ぶポイントは簡単。リビングの中心となる、ソファの横幅より大きいサイズを選ぶようにしましょう。

     

    ①ソファの横幅より小さいラグ(画像サイズ:100×140)

    ソファの横幅より小さいものを選ぶと、リビングとダイニングの空間を区切るゾーニング効果が弱まり、バランスが悪い印象になります。くつろげるスペースも狭くなってしまうので、ソファの横幅より大きいサイズを選びましょう。

    ②ソファの横幅より約10cmずつ大きいラグ(画像サイズ:140×200)

    140×200[cm]あれば、ソファとのバランスが良く、コーディネートがしやすくなります。ラグに座って足を延ばして座ったり、ラグの上で寝転がることができます。

    ③ソファの横幅より一回り程大きいラグ(サイズ:200×250ラグ)

    お子様が走り回ったり、おもちゃを広げて遊ぶのに十分なサイズです。ソファより一回り大きくなりますが、バランスがくずれることなく、スペースに余裕がある分、ゆったりラウンジチェアやサイドテーブルを置いたりと、リッチな空間づかいができます。

     

    ダイニングで過ごす


    ダイニングでゆっくり食事を楽しんだり、リモートワークや作業をしたり。そんなとき、夏場の床のべたつきや、冬場の床からくる冷えが気になります。ラグを敷くことで足元の不快感を軽減することができます。さらに椅子の出し入れの際の床への傷防止や、防音効果もあります。
    では、ダイニングにぴったりのラグとはどんなものでしょうか。

     

    ①毛足が短いものを選ぶ


    ダイニングでは椅子の出し入れが多いので、毛足は短いタイプを選びましょう。 毛足の長いシャギータイプなどではなく、平織りやループタイプなどの毛足が短いラグがおすすめです。毛足の中にホコリや食べこぼし等が、奥まで入りにくいので、お掃除もしやすいです

     

    ③柄があるものを選ぶ


    みんなが集まる場所だから、何よりも「好き」なテイストを選びましょう。 思い切って柄物ラグを選ぶのもおすすめです。汚れが目立ちにくくなり、ダイニングとチェアを引き立ててくれますよ。 お気に入りの柄や色を取り入れてみると、いつものお食事がもっと楽しくなります。

     

    STEP.6 デザインの選び方


    柄物ラグをお部屋に馴染ませる


    お気に入りの柄物ラグを見つけても、実際に自分のお部屋に馴染むか不安で購入に迷うことはありませんか?そんな時、3つのポイントを押さえるだけで、お部屋に馴染む柄物ラグを見つけることができるんです。

     

    ①家具と同系色を選ぶ

    柄物ラグは単体で存在感があるので、色によってはごちゃごちゃしたイメージになってしまうことがあります。ソファやカーテンの色味に合わせると統一感が出て、コーディネートがすっきりまとまります。ラグに3色以上が使われている場合も、 お部屋の家具と同じ色であれば、お部屋に馴染ませることができます。

    ②柄の濃淡の差が少ないものを選ぶ

    大柄のものを選ぶ場合、柄の濃淡の差が少ないものを選ぶと、お部屋に馴染みやすくなります。ワントーンで毛足の長さや太さで柄を表現しているものもあり、 取り入れやすく、程よいアクセントになってくれます。

    ③クッションをラグと同系色にする

    キリムなどの存在感があるラグを選ぶ場合、クッションをラグと同系色のものに揃えると良いです。ラグが空間のアクセントになりながら、統一感が出て、お部屋に馴染みやすくなります。


     

    お手入れ方法

     
     

    お気に入りのラグを、長く大切に使うためのお手入れ方法をご紹介します。

    ・日常のお手入れ

    毛並みを起こす方向に、軽く掃除機をかけてください。

    吸引力が強いものや、ブラシでかき出すような掃除機は、ラグの傷みにつながります。

    ・定期的なお手入れ

    1年に1回程度、汚れが気になる場合は3ヶ月に1回を目安に行ってください。

    薄めた中性洗剤に浸した布で拭いた後、水洗いした布で洗剤が残らないように拭き取り、最後は乾拭きで仕上げます。

    ・屋外での陰干しやホコリ取り

    天気のよい乾燥した日を選び、ラグを裏返して半日ほど干し、裏側から棒などで叩いてゴミやホコリを落としてください。

     

    ※ラグを汚してしまったときの対処法はこちらから

     

    ラグのお手入れ特集へ

     

    ――YouTubeでお手入れ方法を見る――



     


     


     
     
     

    Q&A

     
     

    Q:商品の匂いが気になります。

    A:ラグの匂いは、接着剤の匂いか、ウールラグなどの天然素材特有の匂いに分けられます。

      

    接着材は人体に有害な成分ではないので、こまめな換気や日陰の風通しの良い場所に干してください。

      

    約1~2週間で軽減されます。

      

    ウールの匂いは湿気や汚れによって強くなることが多いので、こちらもこまめな換気や中性洗剤を使って掃除を行うことで解消されます。

     

    Q:遊び毛が気になります。

    A:アクリルやウール素材など糸を撚ったラグは、製造工程の毛の残りやパイルが削れて遊び毛が出る場合があります。

      

    使用していくに従ってに少しずつ減少しますが、気になる場合は掃除機で軽く吸ってもらうと、約半年程度で軽減します。

     

    Q:洗濯機を使えないラグの手入れ方法が気になります。

    A:手洗い・・・中性洗剤を薄めて付け洗い、すすぎ、脱水後は陰干しをしてください。

    洗えない・・・乾いた布で表面の汚れを取り、中性洗剤をお湯で薄めた布で拭き取ります。その後水拭き、乾拭きをして洗剤を取ってください。ラグの下にはあて布をしてください。


         

    Q:床暖房やホットカーペットの上に敷いても大丈夫ですか?

    A:床暖房・ホットコーペット対応と記載しているラグは敷いてお使いいただけます。

      

    ラグの厚みによって、体への熱の伝わり方が異なるためご注意ください。

      

    厚みがあるもの、パイルの密度が高いものほど、熱の伝わりに時間がかかります。

      

    裏面に滑り止めが付いているラグは、床暖房を長時間付けたままにすると滑り止めが溶けて床を汚してしまうことがあります。長時間のご使用は避けてください。

    また、裏面も掃除機をかけたり、ときどきラグを敷き替えることも大切です。